ステップ1
ボランティアからクラブを作るに至るまで
生徒たちのクラブ需要を探り、クラブテーマを決めます。
【前提①】部活動の現実
まず、地域部活の状況を探りました。
①部員は多くいる
②顧問はとても熱心で人格者。練習試合等もしっかり組んでいる。だがバレー経験がなし。
③地域の方針で1週間の内、平日1日、休日1日の計2日はOFFとする。
【結論】
部員の中には不完全燃焼を感じ、練習や環境に飢えている生徒もいる。
【前提②】ボランティアとして生徒と関係性を築く
私はボランティアとして休日の練習に参加しました。
数ヶ月経ち、生徒との関係性が出来てくると、以下のような声が聞こえてきました。
・クラブに興味があるが近隣にない。作って欲しい(生徒からも保護者からも)
・もっと練習がしたい
・ビーチや男女混合にも興味がある
「やはり、クラブ化は一定の需要があるな。」
地域化の需要を考える
地域化を考える際に大切なことは需要を考えることです。
地域や部活動とのバランスだと思っています。
【例】
・地域に部活動がなくて困っている?
・部活はあるが、もっと専門的に学びたい?(今回はこのケース)
・もっと練習時間を確保したい? ・・・などなど
今回のケースでは「専門的な指導」を念頭に置き、クラブ化を決行しました。
ステップ1 会員募集
クラブ需要を探ること1年。やっと見えてきたかな?というところで実際動き出しました。
掲げたテーマは・・・
【部活動+@の組織】
生徒の気持ちとして
「学校の名前を背負って試合に出たい!」
「同じ学校の友達と試合をしたい!」
そのようなものを感じ取ったからです。
クラブチームとして練習はします。練習試合も組みます。試合参加も目指します。
ただ、目指すところは部活動への還元かな?
というところでチームづくりを決意し、説明会や体験会を組みました。
ステップ1 まとめ
ステップ1ではクラブ需要を探って行きました。
・近隣の中学校は女子バレー部がある学校ばかり。
・市の方針で練習時間に限りがある中、もっと練習がしたいという生徒は少なくない。
・クラブでしかできない経験はある。そこに興味関心が生まれている。
つまり、部活には所属しているがもっと練習してスキルや経験を積みたい!という需要があるのです。
【部活動+@】の組織は一定の需要がある!
こういう考察を経てクラブ化に乗り切りました。これがステップ1です。
ご閲覧、ありがとうございました。
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